教育学者・齋藤孝『10分あれば書店に行きなさい』(メディアファクトリー新書 2012)を一気に読む。
先ほど読んだ本で脳が活性化されたのか、新書1冊1時間弱で読み終えることができた。
10年前はこれくらいのペースで、毎日本を読んでいたのに。。。
タイトルにある通り、知性や精神力を学ぶために書店を活用せよという内容である。本をきっちり読む時間や余裕がなくても、実際に書店に立ち寄り、立ち読みやタイトルを眺めるだけでも知的好奇心が刺激される。齋藤氏は、特に今や出版社にとって主戦場となっている新書や、様々なジャンルに溢れている雑誌を手に取ってみると、会話のネタの引き出しが豊富になり、知性や時代感覚が磨かれると述べる。
この手の読書の指南書は1年に1冊くらいは目を通しておきたいと切に思う。不真面目・不勉強にも関わらず、いつまでも背伸びしたがる私にとって、効果抜群のカンフル剤である。