子どもたち3人を連れて近所の団地の公園に散歩に出かけた。
上の子と下の子はインフルエンザで1週間外出していなかったので、気分転換になったようだった。
季節がら、藤棚が陽の光にきれいに映えていた。
月別アーカイブ: 2015年4月
『自転車で痩せた人』
高千穂遙『自転車で痩せた人』(生活人新書 2006)を読む。
50代を過ぎてからロードレーサーに乗り始めた著者が、わずか3年で体重が30キロ近く落ち、体脂肪率が10%を切るところまで減量に成功した秘訣を語る。サイクルスポーツで酷使ような特別な改造でも、人跡未踏な旅先で必要となるような装備でもなく、雨天時のカッパや、疲労を残さないための休憩、事故に合わないための交通ルールなど日常生活の中で健康維持のために自転車を活用をする実践的なアドバイスが続く。
『まちがいだらけの自転車えらび』
エンゾ早川『まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた』(双葉社 2008)を5分の4ほど読む。
神奈川・茅ヶ崎でロードバイクの専門ショップを経営する著者のロードバイク購入の指南術である。また革命家を自任しており、時折自転車とはあさっての方向の社会評論も含まれる。しかし、後半以降はフレームの材質やメーカーの細かい違いなどの話が延々と続くため、最後は投げ出してしまった。
著者にはロードバイクに対する強い愛情とこだわりと偏見があり、イタリアメーカーのGIOSを強く薦める一方、イタリア以外の国の製品や、日本のメーカーや小売り、顧客に対する辛口の発言は舌鋒鋭い。1人の信者と同時に9人の敵を作るような内容である。中には、出版社への行き方やパソコン使用の流儀、お得意さんのことなど、どうでもいいような話も挟まれる。
エンゾ・早川氏は、ロードレース界隈における有名人であり、レースやセッティングなどの著作も数多く上梓されている一方で、ネットではその言説や行動が絶えず批判の対象となっている。はっきりと正邪を断じる物言いと過剰なまでの自信は、日本では真っ先に叩かれる対象となりやすいのであろう。確かに、著作の内容とネット上の批判を並べてみると、ボケとツッコミが上手く噛み合った漫才のようである。
「2ちゃんねる」やまとめサイトでの見事なまでの叩かれっぷりを読んでいるうちに、著者への関心がムクムクと湧いてきた。一度お会いしてみたい畸人である。
子どもとサイクリング
インフルエンザB型
ここ2、3日、インフルエンザB型と診断され、高熱と頭痛とだるさで死んだように寝ていた。
家族5人の中、4人が同じインフルエンザB型に感染し寝込んでしまい、おおわらわの日々であった。
小学校の遠足も、幼稚園の遠足もキャンセルになり、治療代も掛かるし、仕事で迷惑を掛けてしまうし、散々な1週間であった。
まだ体調が万全に戻ったわけではないが、心身ともに充電期間として、来週以降しっかりと穴埋めしていきたい。