御嶽砂丘玄武(1/5)

歴史・文学・地質を巡る

2014.12.28~30

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今夏に出かけた「中央構造線」を巡る旅の後、御嶽山の噴火や、長野県神城断層地震、西ノ島新島の活動など、地質学的な変化が続いた。特に御嶽山は何度もテレビで放映された映像を見ており、自分の目で見てみたいという思いを抱えていた。
また、仕事のストレス解消も兼ねて、何十年や何千年という長い時間軸の中で自分を少し見つめ直したいと思った。地殻変動の証拠が数多く残る山陰ジオパークを辿りながら、60年1クールという時間を積み重ねている出雲大社を参拝しようと、いつも通り10万分の1の地図を頼りに行き当たりバッタリのドライブに出た。先日ヤフオクで1,000円で購入したホイール付きの中古スタッドレスタイヤの性能を試す好機でもある。

普段、休みの日は遅くまで起きていて早起きなどできやしないのに、こういう日はぱちりと目が覚める。とりあえず長野方面に行こうと、首都高経由で中央道を走る。諏訪湖ICで昼食をとる。

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中央道を伊那ICで降り、木曽へ抜ける国道361号線沿いの風景。好奇心が募る。

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JR中央本線の木曽福島の駅。観光客も少なめでタクシーの運転手も浮かない顔つきであった。

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御嶽山へ向かう途中の御嶽湖のほとりにて。野生のニホンザルが屯していた。ついカッコつけて、李白の「両岸猿声啼不住」という句が頭をよぎるが、別れを惜しむような鳴き声など聞こえるわけがない。

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御嶽山へ向かう山道。時折アイスバーンがあるが、スタッドレスタイヤのお陰で普通に走ることができた。
素直に中古スタッドレスタイヤの威力に驚いた。

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御嶽山麓のスキー場「おんたけ2240」の様子。今冬は「噴火警戒レベル」が出て営業停止となっていた。
「しーん」という擬態語が聞こえてきそうなほどの寂しさであった。来年は営業再開できるであろうか。しかし、その判断は難しいであろう。

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御嶽山からの帰りに木曽大社に少しだけ立ち寄る。ここも年の瀬なのか、住職を除いて人の気配がない。

この後、国道19号をひたすら走り抜け。大垣のビジネスホテルで宿泊することになった。


□「御嶽山〜大垣城〜大飯高浜原発〜城崎温泉〜鳥取砂丘〜玄武洞」を巡る(1/5)
□「御嶽山〜大垣城〜大飯高浜原発〜城崎温泉〜鳥取砂丘〜玄武洞」を巡る(2/5)
□「御嶽山〜大垣城〜大飯高浜原発〜城崎温泉〜鳥取砂丘〜玄武洞」を巡る(3/5)
 □「御嶽山〜大垣城〜大飯高浜原発〜城崎温泉〜鳥取砂丘〜玄武洞」を巡る(4/5)
□「御嶽山〜大垣城〜大飯高浜原発〜城崎温泉〜鳥取砂丘〜玄武洞」を巡る(5/5)