月別アーカイブ: 2013年9月

『ゴシカ』

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地上波で放映された、マチュー・カソヴィッツ監督、ハル・ベリー主演『ゴシカ(原題:Gothika)』(2003 米)を観た。
最初は幽霊やらドキッとするような不協和音たっぷりのホラー映画なのだが、後半は少女のレイプ殺人事件の犯人を追いつめていくサスペンス映画仕立てになっている。伽倻子などの地縛霊のように、最後まで正体が分からず、後味の悪い日本のホラー映画と違って、犯人がきちんと割り出され、幽霊にしっかりと復讐される形で終わるので、観終わった後にすっきり感が残る映画であった。ホラー映画の評価としては今一歩なのかもしれないが、1時間半の時間つぶし的なB級映画としては及第点であろう。

『手帳300%活用術』

日本能率協会マネジメントセンター編『手帳300%活用術:仕事とプライベートが楽しくなる117のワザ』(JMAM 2008)を読む。
フォーマットの決まった手帳で、著者の人生観やビジネス観に裏打ちされた方法論を押し付けるのではなく、各自のチョイスややり方に応じたヒント集となっている。手帳のタイプの分類や歴史などがまとめられており興味深かった。福澤諭吉や夏目漱石、太宰治などが愛用した手帳の写真や、「時間目盛り入り手帳」や「ファイロファクス」「ほぼ日手帳」の誕生と世界の情勢が比べられている。また、渡邉美樹氏、齋藤孝氏、弘兼憲史氏、和田秀樹氏、生島ヒロシ氏、西村晃氏、戸田奈津子氏、花田紀凱氏、中西哲生氏といった著名人の「手帳活用法」が面白かった。仕事ができる人の机や本棚を覗き見するような興奮を感じる。

「獣電戦隊キョウリュウジャーショー」

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本日、子どもを連れて、今夢中になっている「獣電戦隊キョウリュウジャーショー」を観に、東京ドームシティへ出かけた。
家族5人で電車で移動するのは初めてだったので、帰りは3人とも寝てしまい、下の子を抱っこしながら地下鉄の階段を昇り降りしたのでヘトヘトになってしまった。
それでも、子どもたちが楽しそうだったので、父親としても充実した一日となった。

仮面もののヒーローショーというと、私自身が小学校1年生くらいだったか、二子玉川の河川敷の遊園地で「仮面ライダー」を観たのだが、子供心に拍子抜けをしたような思い出があり、あまり期待していなかった。しかし、ワイヤーアクションあり、アニメとの合成あり、迫力ある戦闘あり、最後は観客まで巻き込んだ応援あり、大人も充分に楽しむことができた。

『大いなる西部』

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地上波で放映された、ウィリアム・ワイラー監督、グレゴリー・ペック主演『大いなる西部(原題: The Big Country)』(1958 米)を観た。
19世紀後半のアメリカの、銃で自分や家族を守り、力づくで事業を開拓していくといういわゆる開拓者精神の雰囲気は良く伝わってきた。ただ良くも悪くもアメリカ的な価値観に染まった映画であった。

社民党党首選の報道

本日の東京新聞朝刊に、27日に告示された社民党党首選の記者会見の模様が報じられていた。
東京都豊島区議の石川大我氏(39)と、吉田忠智政審会長(57)の一騎打ちが確定し、1996年に社民党と党名を変更後、初の党首選となった。
石川氏は福島前党首の元秘書で、「党をリニューアルしてリベラル勢力を再構築し、新しい時代の結集軸をつくりたい」と決意を表明した。石川氏は2011年に区議選に初当選し、同性愛者であることを公表しているそうだ。写真で見る限り爽やかな青年であり、彼のリベラル勢力の結集軸を目指すという決意も時宜を得ている。リベラル勢力に若手が登場しにくい現在、参議院議員山本太郎氏と連携を計りながら、30〜40代の育児世代の声を政界に届けてほしい。

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