嶌信彦『「政治」を生活に生かす』(青春出版社 2001)を読む。
本棚に眠っていた10年以上前の本であるが、タイムリーなタイトルだったので手に取ってみた。ジャーナリズムの中立的な視点で、小泉内閣成立直後の構造改革や景気回復、外交、ITについて縦横無尽に語っている。
『「政治」を生活に生かす』
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嶌信彦『「政治」を生活に生かす』(青春出版社 2001)を読む。
本棚に眠っていた10年以上前の本であるが、タイムリーなタイトルだったので手に取ってみた。ジャーナリズムの中立的な視点で、小泉内閣成立直後の構造改革や景気回復、外交、ITについて縦横無尽に語っている。
山谷剛史『新しい中国人:ネットで団結する若者たち』(ソフトバンク新書 2008)を読む。
違法な海賊版が横行する中国のIT業界の模様を伝えながら、後半はそうしたコピーの習慣が報道やネット掲示板にも顔を出し、一つの思想や考え方に流されやすい中国の、特に若者の文化の特徴に言及している。
ここ数日、テレビや新聞で尖閣諸島の中国における報道を目にすることが多く手に取ってみた。35歳以下の都市部に住む若者のとんがった主張がネットに一度書き込まれると、あの広い国土を持つ中国ですら、またたくまに政府にも影響を及ぼすというネット社会の伝播の怖さを感じた。