『自然観察12ヵ月』

海野和男『自然観察12ヵ月:昆虫・植物・鳥』(岩波ジュニア新書,1983)をパラパラと読む。
私の苦手な昆虫や植物、鳥の種類の特徴や違いに関する内容である。読みやすい文体であったので、最後までページを繰ったが、マガモとカイツブリの違いやアブの種類など、なかなか頭に入ってこない内容であった。

昆虫は地球上に80万種以上いると言われている。一方、哺乳類は3500種、鳥類が8700種といわれており、昆虫の多さにびっくりする。

おおよそ200キロ北へ水平移動するのと、300メートル垂直に高く登るのとが、同じ割合で気温が低くなる。100メートル高く登ると、気温が摂氏0.6度低くなるといわれているので、3000メートルの山に登ると、18度低くなり、北へ2000キロの旅をしたことになる。特に垂直方向で植物の分布の違いが顕著となる。

『爆笑問題のニッポンの教養』

爆笑問題+福岡伸一『爆笑問題のニッポンの教養:生物が生物である理由 分子生物学』(講談社,2008)を読む。
10数年前に福岡さんの『動的平衡』を読んだ時は意味がわからなかったが、エントロピーの増大に負けないように、個体の生態系レベルでも細胞レベルでも、常に中身が入れ替わりをしながら、組織を維持されているということが理解できた。

『三毛猫ホームズの世紀末』

赤川次郎『三毛猫ホームズの世紀末』(角川文庫,1998)を一気に読む。
久しぶりの小説、久しぶりの赤川次郎作品であった。ご存じ名探偵三毛猫ホームズが活躍するシリーズである。1994年から95年にかけて「小説宝石」に連載された作品である。読みやすく展開も早いので、止まることなく読み進めたのだが、生き別れた双子や偏執な母親愛、同性愛要素など話題を詰め込みすぎて、最後は話そのものがパンクしてしまった感が否めない。

それにしても、時間を忘れて一気に物語にのめり込むという体験はいいものであった。

『地球をこわさない生き方の本』

槌田劭『地球をこわさない生き方の本』(岩波ジュニア新書,1990)を読む。
高校生向けに、これまでの日本人の使い捨て文化や利己主義、刹那主義的な生き方を戒め、再生可能な持続的な地球や社会を支えていく生き方を指南する内容となっている。
ちょうど、刊行当時バブル真っ盛りの高校生だったので、スーッと話が入ってきた。

農業を継ぐ若い人の数はますます減っています。100万人以上いる1989年の新卒者のうち、農業への就業者はわずかに2100人にまで落ちてしまいました。これは医師になるための国家試験合格者の約4分の1です。お金になる農業への努力にもかかわらずです。ものとお金が大きく速く動く世になったとき、自然の恵みによって営まれる農業はその「大きさ」と「スピード」についていけないからです。都市の過密と地価上昇に反して農山村の過疎はさらにひどくなっています。このままでは日本の将来はどうなるのでしょうか。みなさんが社会の中堅として活躍する2、30年後にも、マイナスの財産を残しているのです。

花粉と春一番に負ける

2月なのに、初夏の陽気だったので浅草まで走ろうと出発した。
しかし、松伏あたりで鼻がムズムズして、目が痒くなり、さらに強めの向かい風だったので、15km地点で折り返すことになった。