塚本亮『「すぐやる人」のノート術』(明日香出版,2018)を読む。
同志社大学からケンブリッジ大学大学院で心理学を学んだ著者が、記憶やモチベーションなどの心理学の見地から、効果的なノートやメモとの付き合い方を指南する。
まず、仕事においてメールの返信やレスポンスが早いことが信頼に繋がる。逆に言うと、スピード感のない人間は信用されないということである。耳がいたい忠告である。
著者は付箋を利用したToDoリストの活用を提案する。A4用紙に時系列的にやること付箋を貼っていくのである。その際に、具体的な指示を付箋に書くべきだという。「◯◯さんに依頼」という付箋では行動につながらない。「サンプルを用意する」「テーマを選ぶ」などのように、やるべきことを小さく分解することが大事だと述べる。
打ち合わせ中に、会話で出てきた個人的なことや悩みなどの周辺情報をメモすること。次回会うときに話題として、「先日の卒業式はいかがでしたか?」など、その人のことを覚えているという印象を与えることで信頼関係が築かれていく。
