『イラスト西洋哲学史』

小阪修平『西洋哲学史』(宝島社,1984)を30数年ぶりに少しだけ読み返す。
確か浪人生時代に購入した本だったか。マーカーが引いてあるところもあり、世界史の受験勉強の一環として読んでいたのであろう。
今回、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ベーコン、デカルトの部分を教材研究として読み返してみた。浪人生時代には目から鱗が落ちるような読後感を覚えたような印象が残っているのだが、この歳になって読み返しても何の感興も起こらない。
精神的な疲れが出ているのであろうか。

『「自転車」でカラダを鍛える』

廣瀬和吉『「自転車」でカラダを鍛える』:MTBからママチャリまでの徹底活用』(辰巳出版,2001)をパラパラと読む。
一度読んだことのある本であったが、内容を全く忘れていたので、最後まで読み通すことができた。ずいぶん古い内容で、ロードバイクではなく「ロードレーサー」と表現されていた。全く運動していない人が、ママチャリに毎日乗ることから始めてみようという流れなので、オススメしたい本である。ただ、こういった入門書は紙ではもう売れないのであろう。

『大学でなにを学ぶか』

隅谷三喜男『大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書,1981)をパラパラと読む。
受験戦争や教養主義の解体、学生運動など、現在ではあまり扱われなくなったテーマについて言及している。

アメリカの州立大学の話が興味深かった。たいていの州立大学は3万、4万の学生を抱えるマンモス大学となっているが、それは州へ税金を払っているのだから、納税者の子弟大学へ入学しようとするなら、できるだけ入学を認めるべきだとの主張があるためである。といっても州の予算には限りがあるから、 カリフォルニア大学バークレー校(UCB)やロサンゼルス校(UCLA)などの有名大学もあるが、「どんなものでも無いよりはまし」と、質の悪い州立大学も多数存在する。

衆議院選挙

本日は雪の中、衆議院選挙であった。
私は反原発を公約に掲げる政党を応援してきたのだが、立憲民主党が原発推進の中道改革連合に旗色を変えたため、積極的に応援したい政党がなくなった。春日部市は小選挙区では自民党、中道、共産党の3人しか出馬していなかったので、消極的選択として中道公認の方に投票した。比例では久しぶりに社民党に票を入れた。
さて、開票はいかに?

『霊園はワンダーランド』

小笠原和彦『霊園はワンダーランド:ホームレスと過ごした一年間の記録』(現代書館,2000)を少しだけ読む。
郊外の霊園の警備のアルバイトの経験が主なのだが、雑誌『世界』(1998年8月号)に掲載された、霊園のバイトに辿り着くまでの1990年代後半の職探しの実態が身につまされた。日当8000円のアルバイトに就くだけでも面接試験に落とされた体験や、中高年で職安で仕事が見つかるのは100人に1人という職員の言葉が紹介されている。
もう30年近く前の話なのだが、当時の不況が凄まじかったことが理解できた。