岩合光昭写真と文『ニッポンの猫』(新潮文庫,2000)を読む。
猫の写真家で有名な岩合氏の文庫サイズの写真集である。日本各地で思いのままに寝そべる猫ちゃんたちが紹介されている。文章の中で、「猫は野生動物ではない」という一文が印象に残った。猫は家畜やペットとして人間との結びつきが永く、先祖代々の記憶のためか、生まれつき人間と仲良く過ごす習性を持っているというのだ。20年近く猫を飼ってきたので、なるほどぉと思う。
また、三溪園は生糸貿易で成功した原三溪が造った公園だと初めて知った。これまた習性なのだろうか、猫は坂が好きなようである。
『女子が楽しい日本一をめぐる旅』
藤臣柊子『女子が楽しい日本一をめぐる旅』(みなみ出版,2016)を読む。
日本一の寒い街の旭川や日本一の露天風呂のスパリゾートハワイアンズなど、日本一を巡る珍道中が漫画と写真で紹介されている。ほぼ読み流したが、世界一のカルシウム温泉として、神奈川県の鶴巻温泉が紹介されているのが意外だった。炭酸カルシウムということは珊瑚礁由来が多いので、秦野市が海の底だったからなのか?
一度、伊勢原のアパートから「リヴィエラの光」を目指して、秦野駅まで歩いたことがあったっけ?
3/20・21「さくらブックマルシェ@わせだ」開催
『天城峠殺人事件』
内田康夫『天城峠殺人事件』(光文社新書,1985)を読む。
浅見光彦シリーズは全て読んだと思っていたが、先日ブックオフにて3冊未読の小説を発見した。今回の『天城峠〜』は作者の初期の頃の作品で、まだ型に当てはめようとせず、荒削りであるが、ミステリー要素を前面に出した作品で、一気に読み終えてしまった。
読んでいる途中で、北区西ヶ原にある平塚亭にも訪れることができた。しばしの間、浅見光彦といっしょに旅情を堪能したい。




