峰なゆか『アラサーちゃん 無修正』(扶桑社,2015)を読む。
全7巻のうち、第1巻から第4巻まで読んだ。作者は元AV女優で漫画家、ライターである。10年ほど前に文化系トークラジオLifeに出演していたので、作者の名前は印象に残っていた。
「週刊SPA!」に連載されていたのもので、男性読者をターゲットに女性の恋愛観やセックス観などが漫画を通して赤裸々に語られる。同年代の犬山紙子さんやはあちゅうこと伊藤春香さんなども登場する。週刊で少しずつ読むのはいいが、単行本で読んでも同じようなテーマが続いてしまうので飽きてしまう。
「漫画」カテゴリーアーカイブ
『【マンガ】日本経済入門』
石ノ森章太郎『【マンガ】日本経済入門』(日本経済新聞社 1987)を読む。
プラザ合意以降、急激に円高が進む中で、生き残りをかけた銀行の企業買収や海外進出に追い込まれていく自動車産業の緊迫感のあるドラマが描かれる。アメリカの大手証券会社や大蔵省まで巻き込んで展開される国際ビジネスの現場感覚が伝わってきた。
『九条の大罪』
真鍋昌平『九条の大罪』(小学館ビッグコミックス 2021)の第1巻を読む。
TSUTAYAで子どもの漫画を借りた際に、あと数冊で安くなるということで中身を全く確認せず、日本国憲法第9条のことだと思いこんで借りてきた。読み始めると憲法9条ではなく、悪徳弁護士の九条(くじょう)さんを主人公とした物語であった。ブラックジャックの弁護士版というような設定で、これからも連載が続いていくような雰囲気があった。
『てんてん手帳』
細川貂々『てんてん手帳』(講談社 2009)を読む。
作者が好きな人形やガラス瓶、おしゃれな缶など、女の子趣味全開の漫画だったので、ほとんど話の内容が頭に入ってこなかった。
『どろろ』
手塚治虫『どろろ』(秋田書店 1990)全3巻を読む。
話の内容は覚えていないのだが、読んだ記憶はある本だった。記録を辿ってみると、5年前に読んだ本だった。ただし、内容は全く失念していたで、初見で楽しむことができた。ゲームセンターで子どもが楽しんでいる間に、駐車場で読了した。物語の舞台は日本の戦国時代の妖怪ものなのだが、生まれながらにして原罪を負っているというのはキリスト教的な発想だった。