カン・ジェギュ監督・脚本『シュリ』(2000 韓国)を見た。
少々ハリウッド的な展開であったが、登場人物の抱える内面の苦しみを丁寧に描いていた。作品に、北朝鮮の女スパイが登場するが、日本赤軍の重信房子の若い姿を彷彿させる。韓国を視点にしていたので、少々歪曲された北朝鮮軍の姿が残念であった。しかしこの点は次の作品である『JSA』で改善されていた。
『シュリ』
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佐藤文隆『アインシュタインが考えたこと』(岩波ジュニア新書 1981)を読む。
ブラックホールの形成について、光とは何かという問題から説明されていたので分かりやすかった。
阿刀田高『恐怖コレクション』(新潮文庫 1985)を読む。
平易な文体で読みやすい。
渡辺洋三『法を学ぶ』(岩波新書)を少し読み返す。
山田詠美『蝶々の纏足・風葬の教室』(新潮文庫)を読む。
明大出身の山田詠美と倉橋由美子は少しはまってみたい作家である。