有澤誠『コンピュータの話:新しい読み書きソロバン』(岩波ジュニア新書 1983)をパラパラと読む。
検索してみたら、20年前に読んだことのある本だった。
月別アーカイブ: 2021年4月
『わたし貧乏なアニメーター』
中村リンコ『わたし貧乏なアニメーター』(データハウス 1993)を読む。
今から30年前の本である。高校を卒業後、セル画を描くアニメーターになった著者がアニメ業界の待遇の悪さや変人な同僚、不条理な受注などについて語る。
『見城徹 編集者 魂の戦士』
NHK「課外授業 ようこそ先輩」制作グループ『見城徹 編集者 魂の戦士:課外授業へようこそ先輩 別冊』(KTC中央出版 2001)をパラパラと読む。
角川書店を辞め幻冬社を立ち上げた見城徹氏が、小学校6年生のクラスで、2日間かけて実際に生徒の作文を編集するというテレビ番組の内容がまとめられている。編集の仕事は感動を伝えることだと言い切り、子どもたちの作文に思いっきり手を入れていく。
実際の生徒の作文の添削の様子などは読み飛ばしたが、次の一節が心に残った。
編集者というのは、自分が感動しないと動けないんですよ。(感動の具体的なシーン中略)感動しない限り、ぼくらの仕事というのは成立しないんです。感動しないものをやることぐらいつまらないことはない。せっかく生きているんだから、感動に出会ったほうがいいじゃないですか。感動に出会わない人生ほどつまらないものはなくて、感動すれば自分もまた変われるし、感動するということを自分のなかで知ったとき、とても人生が豊かになると思います。
『秦始皇陵兵馬俑』
陝西始皇陵俑坑考古発掘隊・秦始皇陵兵馬俑博物館編『秦始皇陵兵馬俑』(平凡社 1983)を眺める。
タイトル通り、秦始皇帝の兵馬俑の写真集である。一体一体表情が異なる兵士や馬をかたどった俑の詳細な写真集となっている。兵馬俑全体で8000体の兵士像が安置されているのだが、そのスケールの大きさは伝わって来なかった。