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「自己管理のいま~“わたし”が数値化する中で」

本日千葉県蘇我までドライブする中で、文化系トークラジオライフ「自己管理のいま~“わたし”が数値化する中で」(TBSラジオ 2022年8月28日放送)を聞いた。私たちは、学校の成績やダイエットアプリなど、あらゆる場面で数値で評価される生活を送っている。『サイコパス』という漫画の世界観を挙げながら、アナログな人間の生活や思考を数値化することの功罪を問う。

ドラゴンボールなどの少年漫画の世界も数値で埋めつくされるが、ヤンキー漫画や少女漫画は数値とは無縁であると指摘は興味深かった。また私と同学年の兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授の永田夏来さんの思い出話も面白い。

小川〜寄居〜美里〜児玉〜神川ドライブ

文化系トークラジオLifeの過去放送分「いつの間にか消えたアレ。意外とまだあるアレ。」を聴きながら、小川町からぶらっとドライブを楽しんだ。
ハローページやFAX、ソニーが嫌ったmp3プレーヤーなど、ふと自分の学生時代を思い出す「いつの間にか消えたアレ」にまつわる蘊蓄が面白かった。
「自動車の不具合はリコールなのに、コンピュータの不具合はアップデートで済まされてしまう」という自動車会社の社員のコメントが紹介され、「電気自動車の不具合はどのように扱われるのか」という指摘は鋭かった。また、「引越し蕎麦」の本来の意味など勉強になった。


埼玉県大里郡寄居町と児玉郡美里町の間にある円良田湖


秩父鉄道の路線を走る石灰石輸送用貨車。鉄オタではないが、子どもが小さい頃に買ったDVDと全く同じ車両だったので興奮した。石灰石は国産100%の資源であり、秩父はかつて海の底であり、セメントの原料である良質な石灰岩の産出地として知られている。

「文化系大忘年会2020」

ネット配信されている文化系トークラジオLife「文化系大忘年会2020」(TBSラジオ 2020年12月20日放送)を聞きながら、ドライブを楽しんだ。

久しぶりに文化系トークラジオlifeを全編通して聞いた。2020年の文化系トピックに関するテーマで、イベントや学習に関するネット配信の是非や効果に関する話が多かった。また、第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞受賞作、ポン・ジュノ監督×名優ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』に関する話や韓国の文壇事情の話なども興味深かった。

現在韓国で映画や小説などで、「前向きな下流志向」がブームとなっているという。その話の流れで、それと同じ系列として、五木寛之や「ダメ連」、「高円寺素人の乱」などがあげられるとの話がポンと飛び出してきた。突然懐かしい単語を聞いてびっくりした。確かに、素の自分と向き合うシンプルライフは古いようで新しい考え方なのかもしれない。

「いま"大学のコストパフォーマンス"を考える」

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Podcastで配信されている、文化系トークラジオ Life「いま”大学のコストパフォーマンス”を考える」(TBS RADIO 2016年5月20日放送)を聴いた。
出演者の方々の個人的な経験から、大学に通う意義や、就活やサークル活動における学生気質、昔と比べた大学の社会的立ち位置の変化などが、3時間以上にわたって語られ続けた。ちょうど私と同じアラフォー世代が多かったので、20年前との大学の変化に関する話が興味深かった。
大学-特に文系学部-に高額な学費に見合うだけのリターンがあるかという刺激的な問いから、就活に特化した大学の存在意義や、出会いの場としての大学の可能性、奨学金の問題、大学で働く教育者の間の格差など話が広がっていった。大学に対する根強い「幻想」が良くも悪くも問題を複雑にしている点は理解できた。

「文化系大忘年会2015」

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ハンドルを握りながら、podcastで配信されている文科系トークラジオLife「文化系大忘年会2015」(TBSラジオ 2015年12月27日放送)を聴いた。
昨年より車に乗る機会が減ったので、外伝を含めて全部聴いたのは久しぶりであった。いくつか非常に興味ふかい話があった。
あまりに雑多な情報過多で、四半期ベースでゆく年くる年をやらないと世相についていけない現代状況、それゆえに次から次へと刺激を追い求めなければならないマスコミや広告業界の話や、「どこへ行く」というよりも「誰と行くのか」というのが重要な要素となっている観光業界の変化、古今東西問わず人間は150人としか親しくなれないとう生物学の法則等、関連する書籍を読んでみたくなった。
特に、映画館の4Dやロックフェスなどの体験型イベントの話が心に残った。コンテンツの文脈や中身よりも、誰とどこで、どのような形で参加するかが、あらゆる業界で問われている。今年1年間、注視していきたい。