久しぶりに、昨年の秋に閉店したイトーヨーカドーの跡地の脇を通った。
駐車場は跡形もなく更地に戻っており、本館も消滅寸前といったところである。
20数年前に、春日部でアパート探しをしていた時に、エイブルの女性の方から、西口のヨーカードーが便利なので、ご飯だけ炊いておかずを買ってきて自炊しなさいと諭された記憶がある。その助言もあって、ヨーカドーから近いアパートを借りたのが、春日部生活の始まりであった。
そのヨーカドーの建物が実際に解体される姿を見ると、幾分の感情が湧く。東口のロビンソンは西武、そして匠大塚と変わっていったが、建物はそんままの形で残っている。建物そのものが消えるというのは人間感情に影響が大きい。







