夏休みの最後の日で台風一過で天候も安定という予報だったので、朝早起きして春日部から快速に乗って福島の会津高原尾瀬口駅まで輪行していった。
駅を降りてから、国道121号線で栃木方面に向かう。幹線道路なので傾斜はたいしたことないのだが、普段走り慣れない上り坂に心が折れそうになる。
福島と栃木の県境となっている山王トンネル。ここから先は下り坂だと思うと疲れも忘れてしまう。
「秘境駅へ行こう」というサイトで、秘境駅ランキングでトップ200駅中20位にランクされている野岩鉄道の男鹿高原駅の様子。確かに駅のすぐ近くに野生の猿がおり、付近に建物すらない。ネットで調べたところ、年間の乗降客数は300人に満たないそうだ。
廃校となった中三依小学校の風景。地図には載っていたので、最近統廃合したのだろう。
湯西川温泉駅に併設されている道の駅で昼食タイム。野菜がたっぷりのダムカレーを食す。ダムカードなるものを貰う。足湯に浸かってほっこり。
川治温泉駅の様子。ほとんど乗降客もいないのに駅員が常駐していた。駅近くの露天風呂に行ったのだが、残念ながら営業時間外であった。
ふと気づいたら、後輪のタイヤの空気が抜けていた。半年ほど前に購入して一度も使ったことないCO2インフレーターを試してみた。ボンベを差し込みキュッとバルブを少し緩めると、プシュッという音とともに一気に空気が入り、ポコッと車体が跳ね上がった。簡単な修理だったが、少し感動した。
その後もずっと121号の看板を辿って、下今市を経由して、昨年折りたたみ式自転車で走った杉並木を走り抜けた。鹿沼に近づいたところで、後輪の空気が完全に抜けてしまい、新鹿沼駅からスペーシアで帰ってきた。スペーシアだと割高な特急券の料金がかかってしまうが、途中栃木の1駅しか停まらないので、輪行袋に包んだ自転車をあまり気にしなくて良いのが助かる。