本日の東京新聞朝刊に、アフガニスタンのタリバン政権を中国の企業が後押ししているとの記事が掲載されていた。中国の商業ビルの代表は「タリバンは財政難で、政権安定のため中国の投資、経済支援を望んでいる」と語る。一方タリバン側も、中国の「一帯一路」への参加に前向きな姿勢を示し、「手を差し伸べてくれる中国は主要なパートナーだ」と、相思相愛の様相を呈している。
バイデン政権の強圧な中国政策への反発から、中国、ロシア、中央アジアだけでなく、中南米やアフリカでも反米の狼煙が上がろうとしている。授業中にも話したが、半年近いバイデン政権の外交戦略の見極めが問われている。