本日の東京新聞夕刊の記事より。
鹿児島県奄美大島の東海岸で、ドローンを用いて調査したところ、九州で一番の滝が「発見」されたとの記事が掲載されていた。家にいながらGoogleMapで虱潰しに世界の地形や街並みを調べられる現代において、ちょっと信じられないような内容である。
奄美大島は面積712.35 km2で日本で5番目の大きさを誇る島であり、東京23区よりも広い。鹿児島市と沖縄本島の中間に位置し、亜熱帯性海洋気候となっている。ちなみに、亜熱帯というのはケッペンの気候区分にはなく、厳密な定義づけはない。が、最寒月こそ18℃を下回るものの、年間を通して熱帯に近い平均気温となっている地域を指す。
また、奄美大島は今年の7月に、少し離れた徳之島と沖縄島北部、西表島とセットで世界自然遺産に認定されている。奄美大島は周囲の島と離れており、独特の生態系を有し、日本国内の個体種の13%が奄美大島に生息している。また、明治政府の立役者の一人である西郷隆盛が島流しで3年ほど生活していた島としても知られる。
これはどうでもいい情報だが、私の両親は共に奄美大島生まれの奄美大島育ちである。細かく言うと、徳之島や喜界島というところなのだが、神奈川県生まれの私にも奄美の血が流れていると言っていいだろう。