「タリバン 進む強権統治」 本日の東京新聞朝刊に、イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの実権を掌握してからの政権運営の実態が報じられていた。 写真を見てもわかる通り、女性への抑圧(保護?)は確実に進展しており、異論を認めない高圧的な姿勢が表面化しているとのこと。しかし、政治体制の評価というのは短期的には難しい。一方で、経済政策は数値や生活実感などですぐに評価が露になる。今後タリバン政権がアフガニスタン経済をどのように回していくのか、そこが政権の命綱となるであろう。
『恐怖の魔人王』 江戸川乱歩『恐怖の魔人王』(ポプラ社 1972)を読む。 表題作の他、短編の『黒手組』が収録されている。どちらも実は被害者とも加害者とも近い関係の者が犯人だったとのどんでん返しが用意されているのだが、設定が強引すぎて興醒めだった。