江戸川乱歩『奇面城の秘密』(ポプラ社 1964)を読む。
ポケット少年が登場する巻である。暗闇に紛れ込む場面など、40年前の記憶がまだ残っている。
日別アーカイブ: 2021年9月12日
『少年探偵団』
江戸川乱歩『少年探偵団』(ポプラ社 1964)を読む。
小学校3年生か4年生の頃に読んだので、40年ぶりである。怪人二十面相と小林少年の対決などもあり、ハラハラドキドキの展開であった。ウィキペディアによると、元本の発行が1937年となっており、読み終えても時代設定が戦前なのか戦後なのかはっきりしなかった。
『察知力』
中村俊輔『察知力』(幻冬舎新書 2008)を読む。
サッカー日本代表で活躍する中村選手が、イタリア・レッジーナやスコットランド・セルティックに移籍した際の経験から、チームが自分に求めていることやゲーム中に選手が求める動きなど、様々な場面で周囲の動きを察知しすぐに行動に繋げていくことの大切さを説く。サッカーの解説本というよりも、若者に向けた人生の秘訣みたいな内容となっている。構成作家の筆力もあろうが、読みやすい文体で一気に読了した。
「在日アフガン人、日本政府に訴え」
本日の東京新聞朝刊に、アフガニスタンでは少数派のイスラム教シーア派のハザラ人への迫害が始まっていると、在日アフガン人らが日本政府に対し、家族滞在ビザの発行を求めているとの記事が掲載されていた。家族滞在ビザとは日本で働く外国人が家族と一緒に暮らすため、最長5年に限り、配偶者と子どもを本国から呼び寄せるための入国許可である。この手の事案は一律のルール化が難しいので、入国管理局の審査官の個別判断の裁量が大きい。
今年の3月にも、名古屋出入国在留管理局の収容施設に収容されていた30歳代のスリランカ国籍の女性が、不審な死を遂げる事件が発生している。衆院選も近いこの時期だからこそ、国民が関心をもって日本政府の対応に注視することが大切である。私は法律の範囲内で、早急に在日アフガン人の家族への支援を打ち出すべきだと思っている。