『恐怖の魔人王』 江戸川乱歩『恐怖の魔人王』(ポプラ社 1972)を読む。 表題作の他、短編の『黒手組』が収録されている。どちらも実は被害者とも加害者とも近い関係の者が犯人だったとのどんでん返しが用意されているのだが、設定が強引すぎて興醒めだった。