『手帳300%活用術』

日本能率協会マネジメントセンター編『手帳300%活用術:仕事とプライベートが楽しくなる117のワザ』(JMAM 2008)を読む。
フォーマットの決まった手帳で、著者の人生観やビジネス観に裏打ちされた方法論を押し付けるのではなく、各自のチョイスややり方に応じたヒント集となっている。手帳のタイプの分類や歴史などがまとめられており興味深かった。福澤諭吉や夏目漱石、太宰治などが愛用した手帳の写真や、「時間目盛り入り手帳」や「ファイロファクス」「ほぼ日手帳」の誕生と世界の情勢が比べられている。また、渡邉美樹氏、齋藤孝氏、弘兼憲史氏、和田秀樹氏、生島ヒロシ氏、西村晃氏、戸田奈津子氏、花田紀凱氏、中西哲生氏といった著名人の「手帳活用法」が面白かった。仕事ができる人の机や本棚を覗き見するような興奮を感じる。

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