地上波で放映された、阿部寛・上戸彩主演、武内英樹監督『テルマエ・ロマエ』(2012 東宝)を観た。
古代ローマ人が現代日本の公衆浴場に突如表れ、カルチャーショックを受ける日常のほのぼのとしたドラマ部分の前半は良かったのだが、後半に入って、戦争やら皇位継承といった大掛かりなセットでの撮影シーンになると、興味が薄れていった。ドラマ『アットホーム・ダッド』で魅せた、阿部寛さんのシリアスでコミカルな演技が最後まで光っていた。
『テルマエ・ロマエ』
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建設中の圏央道幸手インターチェンジ付近の様子。
20年近く前に、「圏央道が動き出すっ♪」という軽やかなメロディのCMが流されていたが、いよいよ埼玉県東部地区でも圏央道が動き出してきた。高尾山の方では自然を破壊すると訴訟まで抱えてきた高速道路である。菖蒲あたりは一般道まで整備され、昭和の面影の残る国道まで消されてしまった。
しかし、これまで東北道に乗るのに久喜インターまで行ったり、常磐道に乗るのにわざわざ東京外環を経由したりする手間が省けるようになるので、春日部市民にとってはメリットも大きなものになるであろう。しかし、高速道路網の整備が地元の振興の大きな阻害要因となってしまう事例は押さえておくべきであろう。