新倉万造×中田燦『大人の写真。子供の写真。』(枻出版社 2006)を読む。
50歳を過ぎた写真家の新倉氏と、新倉氏の友人の娘で、小学校入学前の6歳の中田燦ちゃんの二人がカメラを手に、市場や動物園、奄美大島を回るという企画ものである。二人の写真が見開きページに並んで掲載されており、大人と子どもの写真の違い、引いては大人と子どもの感性の違いが描かれている。何気ない風景ばかりなのだが、技巧を凝らそうとする大人と、ありのままを撮ろうとする子どもの目線の違いがはっきりと出ていて面白かった。
『大人の写真。子供の写真。』
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