スティーブ・ビダルフ『男の人って、どうしてこうなの?』(2003 草思社)を50ページほど読む。
興味を引くようなタイトルなのだが、いかにも欧米的な価値観や家族論、具体例に基づいた内容なので、あまり内容が頭に入ってこなかった。著者は、現在の社会に男性を一人前にする社会的な仕組みがないと述べる。そして、猛々しく、支配的で、競争社会を脇目もふらずに勝ち抜いていくべきであるというジェンダー的な抑圧から自由になり、父親との関係を修復し、妻と対等に向き合い、子どもや同性の親友と積極的に関わりあうことで、男性の成長が望めると述べる。
この手の欧米型生き方ハウツー本は言わんとすることは分かるのだが、どうもすんなりと主張が腑に落ちない。
『男の人って、どうしてこうなの?』
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