澤口俊之『幼児教育と脳』(文春新書 1999)を読む。
先日読んだ開智小学校の準備室長推薦の学者の本である。著者は北大医学部で認知神経科学・霊長類学社会生物学者ウィルソンの言葉「人間を扱う現在の諸学問は21世紀には社会生物学と神経科学の二大科学に統合されるだろう」(『社会生物学』1975)を引用しながら、私たち人類が直面するさまざまな問題は、従来の哲学や心理学、教育学、あるいは社会学などではなく、社会生物学と神経科学によって解けると著者は断言する。
『幼児教育と脳』
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