本日の東京新聞朝刊に、中国の少子化に関する記事が掲載されていた。
以前に中国の合計特殊出生率が1.3にまで落ち込んだとの記事を紹介し、授業でも「一人っ子政策」のところでその数字について説明した。世界第2位の経済力をほこる中国だが、経済格差は広がり、超大金持ちと貧乏人に二極化されつつある。所得格差を示す数値「をジニ係数」というが、中国のジニ係数はここ10数年で大きく上昇している。正確な数字はないが、共産党国家であるにもかかわらず、アメリカ以上の格差が進行しており、鉱物輸出で儲けるブラジルやチリ、メキシコと同レベルだとのネットの情報もある。
現在の世界の人口だが、中国が14.3億、インドが13.7億と、2か国だけで世界の人口の3分の1くらになる。ちなみに第3位が米国の3.3億人なので突出している。このままいくと5年以内にはインドと中国の人口規模は逆転するだろう。