本日の東京新聞夕刊より。
東シナ海から北上する暖流の黒潮だが、ここ数年大きく蛇行しており、日本の関東地方の太平洋岸に分岐流が流れ込み、関東地方に湿気を含んだ暖かい風を吹かせるようになっているとの内容である。世界的な海流の流れと気候の関係については、授業の中で触れたところであるが、スーパーコンピューターを用いたシミュレーションで、局所的な海流や気温の詳細な変化まで分かることに感心した。
ちなみに黒潮という名称は、流れが強く、植物プランクトンなどの粒子が少ないため、水が澄んでいて黒っぽく見えるために名付けられたもので、沖合に出ると目視で確認できるという。