日別アーカイブ: 2015年1月3日

『アフリカ・ブラックロード』

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嵐よういち『アフリカ・ブラックロード』(彩図社 2009)を読む。
地図を片手に南アフリカの独立の年号や国民所得などのデータと付き合わせながら読んだ。
著者の嵐氏は、海外のスラム街や犯罪が多発する危険地域を訪れ、その危険度を体当たりで取材するルポライターである。
今回の旅は、南アフリカのヨハネスブルグとケープタウン、ナミビア共和国の首都ウイントフック、ジンバブエの首都ハラレ、スワジランドの4カ国である。どの国も曰く付きであり、街を歩いていていきなりストレートパンチを食らったり、バーで絡まれたりと大変な旅を強いられている。特に、ジンバブエの首都ハラレの滞在記は日本人がほとんど訪れない都市であり興味深く読んだ。
ジンバブエは現在でも評判の悪いロバート・ガブリエル・ムガベ大統領が政権に居座っており、北朝鮮ばりの独裁体制が続いている。外務省の情報によると、数年前にテレビニュースとなったハイパーインフレのジンバブエ・ドルは現在では流通しておらず、米ドルやアフリカ・ランドの他に、元や円、豪ドル、インド・ルピーが法定通貨として導入されている。

□ 新海外ブラックロード

『だから速読できへんねん!』

呉真由美『だから速読できへんねん!:脳のブレーキを解き放て』(生産性出版 2009)を読む。
著者の主催する速読セミナーで配られているのであろうか、速読ができれば、眠っている脳が開発され、思考力や判断力も向上し、幸せな人生を送ることができるというバラ色の話ばかりで、具体的な速読の中身についてはあまり触れられていない。
中身の薄い本であったが、この手のビジネスハウツー本は、惰性的な日常生活を少し省みるよいきっかけとなる。
一年の始まりなので、今年一年の目標を探る本を少し読んでいきたい。

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□ ☆速読コンサルタント!呉真由美のブログ☆

『FX投資家のための賢い税金の本』

インヴァスト証券株式会社『FX投資家のための賢い税金の本』(近代セールス社 2011)を読む。
少々古い本で、現在では統合された取引所FXと店頭FXの2種類の税制をそれぞれ説明している。取引所FXの項目だけ読めば現在でも通じるので、半分ほどをパラパラと読む。源泉徴収票の見方などもあり、確定申告の入門書として参考になった。