久保田競・久保田カヨ子『すぐれた脳に育てる:手と指の実践トレーニング33』(BL出版 2002)をパラパラと読む。
上の子が生まれた頃に買ったのだが、精神的な余裕もなく、本棚の奥にほっぽってあった本である。
大脳生理学の見地から子どもの早期教育の重要性を積極的に提言している久保田競氏と、子育て経験から創意工夫した幼児教育を実践している妻の久保田カヨ子氏の共著である。
手と脳は密接につながっており、生まれて間もない赤ちゃんの頃から手を使うことで、体性感覚野や運動野だけでなく、問題解決をするときに働く前頭連合野にも良い刺激を与える。本書では、握る、つまむという単純な動作から、鉛筆の持ち方、ハシの持ち方などの細かい指の使い方まで丁寧に指導方法が説明されている。
今回久しぶりにちょっと読み返してみたのだが、やっぱり面倒だという意識が先行し、実践する気にはならなかった。
『すぐれた脳に育てる』
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