森本哲郎編『目でみる世界七不思議の旅』(文春文庫 1986)を読む。
紀元前150年頃のギリシアの旅行家フィロンが選んだとされる世界七不思議について豊富な写真と共に解説している。たまには歴史ロマンに夢を馳せるのもよい。
彼が選んだ七不思議とは以下の通りである。
エジプトの大ピラミッド
バビロンの空中庭園
オリンピアのゼウス神像
ロードス島の巨人像
アレクサンドリアの大灯台
ハリカルナッソスの霊廟
エフェソスのアルテミスの神殿
先日観た映画『ナショナルトレジャー』は、上記のアレクサンドリアの大灯台に近くに建設されたという当時のヘレニズムの東西の知識が集まったというアレクサンドリアの大図書館の秘宝を探り当てるという話であった。私もいつか中国に移住して、夏王朝の宝物でも発掘したいものである。