小林よしのり『台湾論』(小学館 2000)を読む。
漫画を読み慣れていないので、何日かかけて読み終えた。台湾独立派を戦前の日本の潔い精神が宿っていると褒め称える。一方、昨今の日本の政治家やサヨク連中は大陸側に阿るばかりで、心根が腐っていると断じる。論理が飛躍しているのだが、漫画のキャラクターで穴埋めされ、何となく同感してしまう。漫画の功罪を感じた。
台湾の人たちのアイデンティティや中国からわずか2キロしか離れていない金門島、蒋介石の人柄など、参考になるところは多かった。
小林よしのり『台湾論』(小学館 2000)を読む。
漫画を読み慣れていないので、何日かかけて読み終えた。台湾独立派を戦前の日本の潔い精神が宿っていると褒め称える。一方、昨今の日本の政治家やサヨク連中は大陸側に阿るばかりで、心根が腐っていると断じる。論理が飛躍しているのだが、漫画のキャラクターで穴埋めされ、何となく同感してしまう。漫画の功罪を感じた。
台湾の人たちのアイデンティティや中国からわずか2キロしか離れていない金門島、蒋介石の人柄など、参考になるところは多かった。
TBSラジオで隔月で放送されている、「文化系トークラジオLife」という番組があります。主に社会学を専門とする若手の学者や評論家が集まって、社会時評やサブカルチャー分析を対談形式で進めていく内容です。
社会学という学問は、人間や集団を取り巻く社会現象、およびその構造について分析する幅広い学問です。そのため学者も、世界史の教科書にも登場する『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を著したマックス=ウェーバーから、発言で頻繁に「炎上」する古市憲寿まで、顔ぶれも多彩です。
その古市さんを生み出したのが、上記のラジオ番組です。最近では、リアル世界で友達と集まる場所や、ネット空間や公共空間におけるジレンマなどについて論じています。
センター試験の国語の評論文でも、社会学者の文章が扱われるようになってきました。大学での学びを味ってみたい生徒にオススメします。過去の放送も全てネットで聴くことができます。以下のサイトをご覧ください。