山崎美緒『マンゴーと丸坊主:アフリカ自転車5000km』(幻冬社 2005)を読む。
スワヒリ語を学ぶ大学3年生の女子学生による、ケニアからケープタウンまでの8ヶ国5000キロの自転車旅日記である。
途中バリカンで坊主頭にされたり、高熱を出したり、派手に転んだりのハプニング道中である。女性視点のためか、アフリカの説明や風景、また自転車の性能や走行といった内容ではなく、現地の人々との温かい交流が中心に描かれる。
あまり編集を加えずに、作者の日記内容をそのまま掲載したような内容であるため、地図を広げてみても、どこからどこへどのように移動したのか、全体の旅程がいまいち掴みづらかった。
『マンゴーと丸坊主』
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