子ども3人を連れて、イオンシネマで、大杉宜弘監督『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』(2015 東宝)を観た。
下の子も大きくなりとても2歳には見えず、映画のチケット代だけで、大人1枚、小学生1枚、幼児2枚、しめて4,300円も支払う破目になった。
2年前に上の子と観た「秘密道具」の話は面白かったが、今回はあまりに安易な内容と雑な結末で、「つまらない!」の一言しか出てこない。Yahoo映画のユーザーレビューに「御都合主義にも程がある」というコメントがあったが、あまりに正鵠を射ていたので頷いてしまった。
あんな道具が使えるんだったら、これまでの映画のピンチの場面も全てあの手法で解決できてしまうではないかと毒付いてしまう。
子どもたちはそれなりに楽しんでいたようであるが、せっかくの夢のある映画なので、大人になっても思い返したくなる作品に仕上げてほしかった。
『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』
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