本日、子どもを連れて、新しくリニューアルした春日部の西武で催されている美術展「フェルメール光の王国展」へ出かけた。
新しくデジタルリマスタリングされたフェルメールの全作品が制作順に展示されているという豪華な内容である。デジタルと言っても本物の油絵と全く見分けがつかないほど精密にできていた。作品の大半はどれも室内の光の差し込む窓際での楽器の練習や談笑といった風景画である。しかし、光の当たり具合や遠近法などが計算された構図で、写真以上に当時の室内の暗さや家具の質感が伝わってきたように感じた。
しかし、有名な「真珠の耳飾りの少女」以上に、主催者に名を連ねている分子生物学者である福岡伸一さんの写真ポスターの方が記憶に残ったという事実は否めない。
「フェルメール光の王国展」
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