月別アーカイブ: 2022年12月

埼玉〜大阪 560km? 4日目

本日、掛川駅前のホテルを出発し、名古屋方面へ向かった。デニーズでモーニングを食べた後、朝方は磐田辺りまで快適に走ることができた。フェイタスZクリームが効いたのか、膝の調子も良かった。
旧東海道は現在の国道1号線ではなく、並走する県道が相当するようだ。場所によっては自動車専用道路となっている国道1号線は平坦なのに、旧東海道の方はアップダウンの連続である。
10時を回って浜松に入る頃から徐々に西風が強くなり、お昼以降は風速5〜6メートル風の中を進むことになり、体力をかなり削られてしまった。浜名湖が近づくに連れ海風も加わるのか、真っ直ぐ進めなくなってしまい、弁天島から東海道本線で輪行となった。
子どものクロスバイクを輪行袋に入れようとしたところ、エンド金具のクイックを支えるアルミのパイプを忘れたことに気付いた。どうにも車体が支えられないので、結局デュレーラー本体をハンガーから外し、ウエスでチェーンと一緒にシートステイに固定した。乗り換えの少ない電車移動のお陰で何とか旅を続けることができた。
豊橋駅で大型荷物の追加料金を支払うこととなった。自転車のように3辺が160cmを超える大型荷物を持ち込む場合は、事前の予約が必要だったのを知らなかった。
京都で自転車を組み立てて、五条通り付近のホテルに無事到着。走行距離は50kmほどであった。

埼玉〜大阪 560km? 3日目

本日は富士市のホテルから掛川までの85kmの旅路であった。出発早々に針のような鉄片が刺さってパンク。幸いパッチゴム1枚で修理完了。

由比ヶ浜あたりは東名高速道路と第一国道に挟まれた自転車道を快走。その後、静岡駅近くのマックで昼食休憩後、ひたすら国道1号を西へ向かう。

伊勢物語でも歌われた宇津谷峠のトンネルを抜ける。令和の現在でも竹林が鬱蒼として不気味さを感じる。藤原高子の呪いか、宇津谷峠へ至る上り坂で膝が悲鳴を上げる。

大井川の長い鉄橋を越える時には、隅田川のほとりで「いざ言問はむ都鳥」を詠んだ在原業平に、西上りの自分をなぞらえる。

大井川を越えてから掛川までの旧東海道にあたる静岡県道381号島田岡部線と静岡県道415号日坂沢田線がきつかった。こんな坂を案内するGoogleマップを恨んだ。

浜松まで行くつもりであったが、金谷から掛川の山道ですっかり意気消沈。掛川のホテルにほうほうの体で駆け込む。
掛川は大学最後の年に就職面接で訪れて以来20数年ぶりの来訪である。面接終了後、掛川駅前の公衆電話から断りの電話を入れた思い出のある土地である。あの頃がまさに人生の分岐点であった。

埼玉〜大阪 560km? 2日目

昨日より真ん中の子と大阪目指してサイクリング旅行中。昨日は季節外れの暖かさで、重装備の寒さ対策が仇に。山北町経由で御殿場を目指したが、疲れやらライトの充電不足など諸々言い訳が重なり、急遽小田原に目的地を変更。秦野から結構な遠回りになってしまった。

さいたま市浦和近くのコンビニで

荒川の秋ヶ瀬公園付近にて

府中大國魂神社

本日は小田原から箱根越えを目指すも、膝の痛みでダウン。結局子どもは自走で、親の私は箱根登山鉄道での輪行となった。人生初のスイッチバックを経験。小学校の林間学校の思い出にしばし浸る。

箱根登山鉄道入生田駅より

箱根登山鉄道での車内の様子

箱根登山鉄道名物のスイッチバック

そんな快適移動も小涌谷までで、国道1号線最高地点までほぼ歩いて登る。箱根駅伝の地獄をたっぷりと堪能。歩くだけでも辛いのに、この坂を駆け上がるとは。

国道一号線の小涌谷駅付近。傾斜がきつい。

第一国道最高地点

芦ノ湖

芦ノ湖より富士を望む

芦ノ湖を経て箱根峠を越えてからはひたすら下るだけ。沼津の片浜海岸の夕陽を見ながらゆっくりと走る。最後は富士市に投宿。

国道一号線より富士を望む

沼津市片浜海岸に沈む夕陽

道の先が田子の浦港

さて明日はどこまで行けるのか。

『黄金の怪獣』

江戸川乱歩『黄金の怪獣』(ポプラ社 1970)をパラパラと読む。
雑誌『少年』(1962年1月〜12月)に発表された作品である。怪人二十面相が登場するシリーズで、虎やら部屋全体が動くエレベーター、主人公の明智小五郎や小林少年そっくりの偽物が登場する、鉄板の少年探偵団シリーズであった。最初の数ページで読む気を無くした。

「イスラエル最右翼政権誕生へ」

本日の東京新聞朝刊にイスラエルの右派政権「リクード」党首のネタニエフ元首相が、周辺のパレスチナ難民に強固な排撃を主張する輩を政権に取り込んでいるとの記事が掲載されていた。

イスラエルといってもピンと来ない人もいるであろう。面積は2.2万平方キロで日本の四国程度に過ぎない。人口は約950万人で、一人当たりGDPは約51,430ドルとなっている。男子32か月、女子24か月の兵役が課される軍事国家である。

1年生の2学期最後の授業でアラン・レネ監督『夜と霧』(1955 仏)という映画を鑑賞しました。アウシュビッツ収容所で、被害者のユダヤ人だけでなく、加害者のナチスドイツ軍のどちらも極限まで人間が壊されていく惨状が描かれていた。そのユダヤ人が第二次世界大戦後、民族の故郷の地であるエルサレムに続々と入植し、連合軍(国際連合)の支援を受けて承認された国がイスラエルである。当地で暮らしていたパレスチナ人を追いやり、1948年に一方的な独立宣言を行い、アラブ諸国との激しい戦闘(第一次中東戦争)の末に生まれた、いわくつきの国家である。『夜と霧』だけを観ると「ユダヤ人がかわいそう」という印象を持つが、以後の歴史を紐解くと、ナチスドイツを超える嫌がらせをパレスチナに繰り返している。

西アジアの不安定要因の一つである、イスラエルの動向に注目していきたい。

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