和田誠編『心がぽかぽかする本2』(NTT出版 1990)を読む。
前作同様、「NTTふれあいトーク大賞」に入選した200のショートショート作品から20編を抜き出してまとめたものである。突然の同姓同名の青年からの電話や、精神的な障害を持った女性からの注文を受ける航空会社の予約課のちょっとだけほっこりする話が並んでいる。「心がぽかぽか」という大袈裟なタイトルは「看板に偽りあり」である。
日別アーカイブ: 2022年12月20日
「ロシア・ベラルーシ 国家統合加速協議も」
本日の東京新聞朝刊に、ロシアのプーチン大統領と、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領の会談に関する観測記事が掲載されていた。ロシアと政治的、経済的、民族的、文化的、言語的、宗教的に極めて近い関係にあるロシアとベラルーシの統合がいよいよ実現するのではという内容である。
ベラルーシはかつて白ロシアとも呼ばれており、ベラルーシとロシアは元々同じ国家の同じ民族であった。たまたま他国による支配の地域差で、別の国家になったに過ぎない。また、どちらも表現や政治的自由が規制されており、独裁国家的な国柄も似ている。昨今の合同軍事展開などを鑑みるに、統合という話はもっともな話だが、新聞記事としてはどうかな?
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