本日の東京新聞朝刊に、22日に発生した中国河南省・鄭州市の洪水の様子が報じられていた。
鄭州は年間降水量は640mmほどであるが、3日間でそれに匹敵するほどの雨が降ったそうだ。記事にもある通り、鄭州は大陸性気候気候である。ブリタニカ国際大百科事典によると、大陸性気候とは、「大陸の内部にみられる特有の気候。海洋性気候に対するもので,大陸気候,内陸性気候ともいう。気温の日較差,気温の年較差がきわめて大きく,冬季は風は弱く,湿度は低い。高気圧が発達して水蒸気の供給が少ないため快晴の日が多く,日中は直射が強く,地面の気温は上がるが,夜間は地面からの放射が強く気温が低下する。これに対し夏季は気温も上昇し大陸は低圧部になるため降水は夏に集中するが,年降水量は少ない」とある。
鄭州はケッペンの気候区分では、「Cw」にあたる。夏こそ降水量は多いが、冬は乾燥した日々が続く。疲労困憊のため、ここまで。