月別アーカイブ: 2021年1月

「文化系大忘年会2020」

ネット配信されている文化系トークラジオLife「文化系大忘年会2020」(TBSラジオ 2020年12月20日放送)を聞きながら、ドライブを楽しんだ。

久しぶりに文化系トークラジオlifeを全編通して聞いた。2020年の文化系トピックに関するテーマで、イベントや学習に関するネット配信の是非や効果に関する話が多かった。また、第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞受賞作、ポン・ジュノ監督×名優ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』に関する話や韓国の文壇事情の話なども興味深かった。

現在韓国で映画や小説などで、「前向きな下流志向」がブームとなっているという。その話の流れで、それと同じ系列として、五木寛之や「ダメ連」、「高円寺素人の乱」などがあげられるとの話がポンと飛び出してきた。突然懐かしい単語を聞いてびっくりした。確かに、素の自分と向き合うシンプルライフは古いようで新しい考え方なのかもしれない。

「スペイン沖の難民 海難死者2000人超」

本日の東京新聞朝刊に、アフリカから海を越えてヨーロッパを目指す難民の事故の様子が報道されていた。コロナ禍で政治・経済情勢が悪化したアフリカ諸国を脱出する難民が急増しており、特モロッコ沖のカナリア諸島へ辿り着いた難民は、2019年の10倍の数となっている。アフリカの貧困や安全な暮らしが保障されないと、このような危険な亡命は無くならないであろう。

ちなみに、カナリア諸島は、常時北西からの強い貿易風(北東貿易風)に晒されている。そこで、1492年にコロンブスが寄港して、一路インドを目指したという話は、1学期の世界史の授業で触れている。

また、貿易風とは、北(南)緯20度から30度付近の亜熱帯高圧帯から赤道付近の赤道低圧帯に向かって流れる風(高圧帯から低圧帯)に地球の自転の影響(コリオリの力)が加わった恒常風であり、海面付近に吹くので昔から帆船貿易に利用されたことに由来する。こちらも1学期の地理の授業の「大気大循環」の項で触れている。

【えんとつ町のプペル】キンコン西野感動の舞台挨拶

今冬公開された映画『えんとつ町のプペル』で原作・脚本・製作総指揮を務めたキングコング西野さんの舞台挨拶の動画です。
2学期の授業中に紹介した近畿大学の卒業式のアドリブ講演会の続きのような内容となっています。映画を観ていなくても、表現者としての彼の思いは伝わると思います。
大きく遠回りして聴衆の関心を引きつけながら、ズバリ核心をつくテーマに話を切り替えていく話術は参考になりますね。

『彼の「いちばん大切な人」になるたったひとつのルール』

新堂冬樹『彼の「いちばん大切な人」になるたったひとつのルール』(宝島社 2011)を読む。
若い女性向けの恋愛指南書である。血液型別のアプローチなど、眉唾な内容もあり、さらっと読み流した。最後に、恋愛を成功させるには、大きな愛情をもって男と接する「母親」的要素と、男に甘えたり頼ったりする一方で、色気やセクシーな面をもった「女」の要素の2つを持った女性が恋愛に成功すると述べる。何事も二面性を持つといえば魅力的になるので、安易な結論だと思いながら、つい納得してしまった。

O型
素直で頼もしく、意外と単純なO型男性。O型男性にはあまり遠回しな言い方をしないで、伝えたい事があるならズバッとストレートに言ったほうがいいでしょう。はっきり言うのは気が引けるという人もいるでしょうが、O型の男性にははっきり言われたといって根に持つようなことはないし、真摯に受け止めようとしてくれるので、その点は大丈夫です。
むしろ、あなたが彼に気を遣って奥歯にものの挟まったような言い方をしているとO型の男性には伝わらないというか、わからないのです。「何か言いたいことでもあるの?」とかえってストレスを溜めてしまい、キレたりすることもありますから、遠慮せず。ズバッと自分の要求を伝えた方が得策です。