仕事で疲れていたので、どこという目的地を決めずにフラフラと走った。気づいたら江東区の辰巳や東雲といった辺りだった。
帰りに南千住駅の跨線橋を通った。鉄道マニアの方がたくさんいた。
日別アーカイブ: 2021年1月16日
「オランダ内閣総辞職」
本日の東京新聞夕刊に、オランダのルッテ首相が総辞職後の自転車で退勤する姿が掲載されていた。オランダは世界1位の自転車大国で、1700万人の人口に対し、2200万台もの自転車が保有されているという。オランダは国土の4分の1が海抜0メートル地域となっており、とにかく平地だらけである。そのため自転車での移動が容易であるが大きな要因である。
ちなみに国土交通省の最新の統計によると、日本の自転車保有台数は6870万台で、約2人に1台の割合である。自転車というと中国のイメージが強い。確かに中国の自転車保有台数は3億7000万台で世界第1位である。但し、一人当たりの台数で計算すると0.27台となり、日本の半分くらいの数値となってしまう。
「インドネシアでM6.2」
本日の東京新聞朝刊に、インドネシアのスラウェシ島西部の地震の模様が報じられていた。
スラウェシ島は、地理の授業の中でも身体を使って真似をして紹介したが、覚えているかな。
スラウェシ島を含むユーラシアプレートの南東部は東から太平洋プレートが押し寄せ、南からインド・オーストラリアプレートが押し寄せる「狭まる境界」に囲まれている。そのため、スラウェシ島を含むインドネシア一帯は、火山が集中する弓形(ゆみなり)の弧状列島となっている。日本と同様、火山の噴火や地震、津波の被害から免れない地域である。
下記の教科書の地図を見てくれれば分かるが、インドネシアの首都ジャカルタの北部にあるカリマンタン島は形が整っている。つまり環太平洋造山帯から外れており、地震や火山の被害が少ないことで知られている。現在インドネシア政府は首都をジャカルタからカリマンタン島に移転する計画を進めているが、自然地理学的には正しい政策である。