本日の東京新聞夕刊に、歌人で愛知淑徳大学長を務める島田修三氏のコラムが寄せられていた。
31文字しかない短歌の特色について語っているのだが、その解説が的を射ていたので転載してみたい。
「作者と読者のコラボ」
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歴史の謎研究会編『世界遺産 21の日本の迷宮:巻ノ三』(青春出版社 2000)を読む。
2000年当時の日本の世界自然・文化遺産10カ所(法隆寺・姫路城・白神山地・屋久島・古都京都の文化財・白川郷、五箇山の合掌造り集落・原爆ドーム・厳島神社・古都奈良の文化財・日光の社寺)が「曰く付き」の説明で紹介されている。
奈良の興福寺の阿修羅像はなぜか穏やかな表情をしている。
龍安寺の石庭はどの方向から見ても15個のうち1個は他の石に隠れて見えないようになってる。
海中から生えたように立っている厳島神社の鳥居はどうやって建てられたのか。
合掌造りの家屋で秘密裏に作られていたものとは何か。
原爆ドームはなぜあのような姿になったのか。
法隆寺を建てた聖徳太子は存在したのか。
白神山地に住むマタギのベールに包まれた生活。
特に屋久島の植物相に興味を持った。屋久島は、北緯30度の熱帯に位置しながら、標高2000メートルに近い山々が群れをなしている。そのため、山間にモミやスギなどの針葉樹林が生育する一方、海岸ではマングローグが根を張るなど、北は亜寒帯から南は熱帯まで南北2000キロメートルの日本全域の植物相が屋久島一島に凝縮されている。シダ植物は388種、種子植物は1136種が数えられている。
百聞は一見に如かず。日本にある世界遺産を巡る旅に出かけてみたいものだ。