日本警護マネジメント学院のパンフレットを読む。
2007年に大宮駅から歩いてすぐの所に開学した、２年制の学校で「警護学」を学ぶ新しい専門学校である。
極真空手や柔道、ボクシング、また要人警護実習や法律などを学び、将来は政治家や大企業の社長、芸能人の警護を担う人材の育成を目指した学校である。
極真空手やテコンドーなどの格技をたくさん学べるのは魅力的だが、２年間で学費が260万円と高額であり、どうせなら自衛隊に入隊した方が各免許も取れて給料も貰えるのでお得なのでは。。。

神田外語大学のパンフレットを読む。
英米語学科、中国語学科、スペイン語学科、韓国語学科、国際コミュニケーション学科、国際言語文化学科の６学科からなる１９８７年に開学した新しい大学である。幕張の新都心にあり、おしゃれな華やかな雰囲気の学校である。
学科共通の英語と地域言語に加え、「人間と文化」や「国際協力」「現代社会」「東南アジア」などの１３の研究プログラムから選択するすっきりしたカリキュラムになっている。授業は全て語学に特化されており、英米文学や中国文学といった文学の授業はほとんどない。目的意識を持って語学のみ学びたいという学生にとっては充実した授業環境の大学である。
全学科共通の基礎科目の中に、「宗教学」や「政治学」「経営学」といった科目に混じって「本を読む」という科目名の授業があった。一つだけ名詞ではなく動詞になっている奇異な科目である。

東京ビューティーアート専門学校のパンフレットを読む。
ファッション雑誌のようなパンフレットである。
美容師を目指す美容科と、エステやメイク、ネイルなどを学ぶトータルビューティー科、そして結婚式場での就職を目指すブライダルプロディース科の３学科で構成される。
美容科は月から金まで授業がみっちりつまっており、美容師国家試験のサポートもしっかりしている。またネイルや着付け、ホームヘルパー資格取得講座など幅広い資格取得ができオススメである。しかし、それ以外のメイクアップコースやネイルアートコース、ビューティーコーディネーターコースなどはどれも中途半端な印象である。

清泉女子大学のパンフレットを読む。
聖心や白百合、フェリスに並ぶ「お嬢様学校」である。昔ほどのブランドイメージは薄れたようであるが、パンフレットでは伝統と校風を謳い、写真付きで掲載されている女子学生は皆、黒髪なでしこでアクセサリーが輝くセレブ風美人ばかりである。
日本語日本文学科、英語英文学科、スペイン語スペイン文学科、文化史学科、地球市民学科の５学科から構成される文学部のみの単科大学である。１学科１００人ほどで、一学年合わせても５００人弱の「小規模」である。特に目新しい留学プログラムや特色ある授業展開があるわけではない。しかし、落ち着いたキャンパスの佇まいと安心して通える雰囲気、そして出席重視のきめ細かい授業と手厚い就職サポートなど、女子学生とその保護者のニーズを十二分に満たしているといえよう。また、スペイン語学科の少人数で語学を４年間学べるというのはいい。

ヤマザキ動物専門学校・ヤマザキ動物看護短期大学のパンフレットを読む。
動物全般の生態や栄養関係の講義から、イヌのグルーミングやしつけなどの演習まで授業の内容は幅広い。また、渋谷の松濤にある瀟洒なキャンパスで、動物園や水族館、電力館への遠足（研修？）、海外研修など行事も目白押しの学校である。
イヌ好きにはたまらない内容であろう。また日常の生活や就職も面倒見が良さそうである。しかし、充実した設備実習が多いためか、学費は３年間で５００万近くにのぼるので、保護者・学生の負担は大きい。