以下、講演会のメモ
「貴方はプロフェッショナル」
埼玉県立越ヶ谷高等学校長 益子幸雄
早稲田大学政治経済学部卒 埼玉・あさひ銀行支店長を経て、民間出身校長
財政難
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民間企業の復調 公務員制度改革
公務員に対する世間の厳しい目
→厳しい倫理意識を持つこと
「教員とは?」「教育とは?」という問いの原点に帰ること
教育基本法
→人格の完成
社会全体で真理と平和を愛する人間が一人でも増えれば社会全体のコストが下がっていく
警察官orゴミ清掃etc…
少資源の日本を救うのはやはり教育の力
支店長時代に読んだ本の中から
「ビジネスマンのための言志録」(佐藤一斎)
教育は将来に対する大志を育てること
人の教育にあっては3つの等級
- 心教(しんきょう)内面
- 躬教(きゅうきょう)体力
- 言教(げんきょう)知識
心を養い人格を完成することが何より大切
下の人は上の人を3日で見抜く
上の人は下の人を見抜くのに1年掛かる
40人学級だったら80の目で見られている
学校は社会から隔絶してはいけない
常に社会の中の一つである。
2007年問題
50代の教員があと数年でどっと辞めるので、今のうちにノウハウを学んでおくこと
また、2007年には大学全入時代がやってくる
ということは、全く勉強しなくても大学に入れる状況
→どうすれば、生徒を勉強に向かわせるのかという問題
銀行10年研修に言われたことが、「いつ銀行をクビになっても困らないくらいのスキルを身につけろ」
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逆説的に、様々な勉強や資格をとった者は、銀行は外へ出さないという意味を示している
一方、公務員は雇用保険がない。
しかし、いつどうなるか分からない時を見据えて、自分を磨くこと
教員である前に、一人の社会人としての意識を大切に
常に電話と挨拶
雰囲気の良い学校、悪い学校はある。
その中で、同僚や同じ教科の人間とのコミュニケーションを大切に。
10年間の内にこれだけは負けないという専門分野を持つこと。
出会いを大切に。
出会いを拡げる工夫
ハガキ一枚で相手の印象は変わる。
転勤の時に支えになってくれる人脈をつくり、大切にすること。
先生と呼ばれて錯覚を起こさないこと。
仕事を任されるのは信頼されている証拠
喜んで仕事を引き受けなさい。
何か問題が起きた時、常に自分ならどう動くかという対案を持つようにすること。
誰かに相談する場合でも、自分なりの案を3つ用意しておいて話をすること。
キーワード 「信頼」
保護者への情報公開
学級通信は月回でも
相手の立場を尊重すること
他者に分かる形で信頼を築いていくことの大切さに関する話
自分を磨き、生徒の心を育てる