清水崇監督・優香主演『輪廻』(2005 東宝)を熊谷へ観に行った。
ティアラ21という駅ビルの中にあるきれいなシネコンで観た。前作の救いのない恐怖を強烈な不協和音で彩る『呪怨』よりもストーリーは洗練されていて、完成度の高いホーラー映画であった。効果音と不気味な映像で「ハッ」と息を飲む驚きの連続だった前作に比べ、今回は「ぞー」と身の毛もよだつような恐怖がやってくる。
恐怖に駆られて我を失う主演を務める優香の演技が良かった。前世の殺人鬼に心身ともに追いつめられていく恐怖を見事に表現していた。優香は映画女優として経歴が長いものだと思っていたが、この作品が初の主演映画だそうだ。はたして、私の思い違いだったのか、それとも前世からの記憶のためか。。。
『輪廻』
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