午前中子どもと3人でサイクリングに出かけたが、久しぶりに気温が上がり、直射日光の強さに子どもが音をあげたので、1時間ほどで帰ってきた。午後に公園に出かけたが、ギラギラと照りつける日向には大人の私も耐えられなかった。
陽が傾きかけてから、関宿城まで軽く走ってきた。数ヶ月ぶりだったが、中川沿いの道を快適に走りきることができた。幸い首の痛みも出ず、一安心である。
香川靖雄『生活習慣病を防ぐ:健康寿命をめざして』(岩波新書 2000)をパラパラと読む。
大学生の教科書のような内容で、生活習慣病に関する説明が延々と続き、およそ読者の興味関心を引くような具体的事例は一切提示されない。
生活習慣病には高血圧、肥満、糖尿病、高脂血、循環器病(動脈硬化症、心筋梗塞、脳卒中などを含む)、大腸がん、肺がん、アルコール性肝炎、歯周病が含まれ、食習慣、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣が主な原因とされている。
筆者は、良い生活習慣として、優先順位の高い順に次の8項目を挙げている。
内田康夫『悪魔の種子』(幻冬社 2005)を読む。
新しく遺伝子組み換えによって開発された「花粉症緩和米」の利害を巡る連続殺人事件である。
JAグループの出版・文化事業を営む家の光協会が発行する雑誌に連載された作品であるため、政策に翻弄された戦後の稲作や農業研究所職員の品種改良にかける思い、農村の過疎化の実例などを織り込みながら、名探偵浅見光彦の大活躍が描かれる。ミステリーとしては面白くなかったが、日本の農業の一端が垣間見えた気がする。