正井泰夫監修『図説 歴史で読み解く! 東京の地理』(青春出版社 2011)を読む。
17世紀前半の江戸幕府成立から東京スカイツリー完成前夜に至る東京の地図の変貌を歴史的流れの中で分かりやすく説明している。
特に日本橋を中心に縦横に張り巡らされた水路や河岸の変遷が気になった。関東大震災や戦後の復興、水運の衰退などで、どんどん埋め立てられてしまい、特に八重洲や銀座周辺の河岸は跡形もない。せめて暗渠になっている部分だけでも開渠に戻すことができれば、ヒートアイランド解消にも寄与するし、景観も良くなるのではないか。
『東京の地理』
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