爆笑問題『日と米(ひとこめ)』(幻冬舎 2007)を読む。
「爆笑問題の日本史原論」シリーズの第8冊にあたる。太田と田中の二人の漫談形式で、明治時代のペリー来航、日米野球から、昭和に入ってのGHQ占領、日米安保、ペトナム戦争、そして沖縄返還、日米地位協定、東京ディズニーランドまで、日米関係に纏わる12のテーマが設定されている。
参考文献の解説が豊富だったので、勉強のつもりで買ったのだが、試験も終わって疲れも残っているので、小難しいところは流して読んだ。
米国へ渡った咸臨丸の船長が勝海舟ということは知っていたが、その同じ船にジョン万次郎と福沢諭吉が乗り合わせていたことは知らなかった。小さい事実なのだが、幕末の複雑な時代の展開が少し整理できたような気がした。
『日と米』
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