日別アーカイブ: 2014年8月2日

『ウルトラマンギンガ』

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ここ3、4ヶ月、下の子どもがウルトラマンにハマっている。
昨年放映された再放送らしいが、ちょうど抱き合わせのおもちゃも値ごろ感が出てくる時期でちょうどよい。
最新作の「ウルトラマンギンガ」は、円谷プロダクション創立50周年の記念作品となっており、スーパー戦隊シリーズの『ゴーカイジャー』と同じく、歴代のウルトラマンや怪獣に自在に変身することができる。ウルトラマンセブンやウルトラマンタロウなども登場して、親世代や祖父母世代も一緒に楽しむ作品となっている。また、オープニングの主題歌はアルフィーの高見沢俊彦さんが担当しており、これまた、1980年代後半に流行った、アイドルが歌うアニメの主題歌のような、アップテンポのカッコイイ曲に仕上がっている。

しかし、子どもの頃にウルトラ怪獣スタンプで集めていたガッツ星人やイカルス星人がペラペラと日本語を話すシーンには幻滅してしまう。ウルトラマンも怪獣もただ黙々と自分に課せられた仕事を黙って全うする姿が格好良かったのに。。。日本人の労働に対する意識の変化が、子ども向けのヒーローにも反映されてしまうのであろうか。

杉戸アグリパーク

久しぶりの休みとなったので、子ども3人を連れて、近所の杉戸アグリパークに出かけた。
パパは折り畳み自転車、上の子はローラースケート、真ん中の子は最近補助輪なしで乗れるようになった自転車で、下の子は子供用の玩具バイクで、施設内のサイクリングコースを走った。ちょっとした昔のアニメ『マッハGoGoGo』状態であった。
クソ暑い中、2時間ほど居ただけで汗だくのバテバテになってしまった。

『海外ブラックマップ』

嵐よういち『海外ブラックマップ』(彩図社 2006)を読む。
半分は勉強のつもりで、帝国書院の最新基本地図片手に、国の位置や統計データと合わせて読んだ。
旅行ジャーナリストの著者が実際に体験したマリファナやスリなどにまつわるエピソードがまとめられている。
いくら旅慣れていても関係なくヤラれてしまうヨハネスブルグ(南ア)や、キングストン(ジャマイカ)、ナイロビ(ケニア)から、旅の達人は問題ないが、旅慣れていない人はヤラれる確率が高い、デリー・コルカタ(インド)やボゴタ(コロンビア)、リマ(ペルー)など、殺人が日常茶飯事の都市から、警察が犯罪に絡んだり、タクシーやホテル内での犯罪などが横行する都市など、世界20の「ブラック」な都市が紹介されている。
著者は、昨日読んだ同じく旅行作家の丸山ゴンザレス氏と、旅行情報などを配信するネットラジオ「海外ブラックロードpodcast」を運営している。この本の中でも、下層住民が生活する地域を共に行動する話が出てくる。
ソファに寝転んで手元で世界の情報を見ることができる現在でも、小田実の「何でも見てやろう」の精神は連綿と続いているんだなとふと思った。