ここ3、4ヶ月、下の子どもがウルトラマンにハマっている。
昨年放映された再放送らしいが、ちょうど抱き合わせのおもちゃも値ごろ感が出てくる時期でちょうどよい。
最新作の「ウルトラマンギンガ」は、円谷プロダクション創立50周年の記念作品となっており、スーパー戦隊シリーズの『ゴーカイジャー』と同じく、歴代のウルトラマンや怪獣に自在に変身することができる。ウルトラマンセブンやウルトラマンタロウなども登場して、親世代や祖父母世代も一緒に楽しむ作品となっている。また、オープニングの主題歌はアルフィーの高見沢俊彦さんが担当しており、これまた、1980年代後半に流行った、アイドルが歌うアニメの主題歌のような、アップテンポのカッコイイ曲に仕上がっている。
しかし、子どもの頃にウルトラ怪獣スタンプで集めていたガッツ星人やイカルス星人がペラペラと日本語を話すシーンには幻滅してしまう。ウルトラマンも怪獣もただ黙々と自分に課せられた仕事を黙って全うする姿が格好良かったのに。。。日本人の労働に対する意識の変化が、子ども向けのヒーローにも反映されてしまうのであろうか。