先日テレビで放映された、藤森雅也監督のアニメ映画『おまえうまそうだな』(2010 日本)を子どもと一緒に観た。しかし、子どもは途中で飽きてしまったので、結局、私一人で最後まで観ることになった。
草食のおかあさん恐竜が、川を流れてきた肉食のティラノサウルスの卵を拾い、やさしく育てるという場面から話は始まる。やがて肉食の恐竜は大きくなるに連れ、母親や兄弟を食べてしまいたいという恐怖から群れを離れてしまう。しかしそのティラノサウルスが、ひょうんなことから今度は草食の恐竜を育てるはめになってしまう。
互いに対立関係にある恐竜同士が、種を超えて家族愛で結ばれるヒューマンドラマとなっている。昨今のアニメ映画にしては雑な絵作りなのだが、大人も十分に楽しめる内容であった。
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