「大学で何を学び卒業後どう生きるか」と題されており、女性に向いた資格と職業のブックレットのようなパンフレットで、読み物として楽しむことができた。
1881年創立の和洋裁縫伝習所を起源とする。1922年に東京女子専門学校となり、1949年に新制大学となって現在に至る。
児童学科、児童教育学科、栄養学科、環境教育学科、服飾美術学科、造形表現学科からなる家政学部と英語コミュニケーション学科、心理カウンセリング学科、教育福祉学科からなる人文学部の2学部と、保育科、栄養科、服飾美術科の3学科を置く短期大学部で構成されている。どの学科も資格取得に力を注いでいる。公立の保育園、幼稚園、小学校に就職するものも多く、大学のパンフレットにも教員採用試験の日程や対策が掲載されている。
団塊ジュニア急増期の1986年に文学部を設置し、狭山キャンパスを開学したが、2007年に隣接地を購入し板橋キャンパスに全て集約している。共立女子大学と同じく、都心回帰の流れに乗ったキャンパス再編で成功した例の一つであろう。
パンフレット研究:東京家政大学
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