本日の東京新聞朝刊に、対照的な2つの記事が並んでいた。事件の発端は、親ロシアのベラルーシのルカシェンコ政権が、領空を通過中のアイルランドの国際旅客機を強制着陸させ、反政権派記者を拘束したことによる。ベラルーシ国内に欧州向けの原油や天然ガスのパイプラインを設置しているロシアは、いち早くルカシェンコ政権支持を表明している。一方で、欧米は一斉に、ベラルーシの民主化運動とも連携し、「ヨーロッパ最後の独裁者」とも称されるルカシェンコ政権に対する批判を展開している。
ベラルーシ情勢は、昨年の授業でも何度か取り上げたことがある。今年度の授業でも、ルカシェンコ大統領のみならず、プーチン露大統領や習近平中国国家主席、金正恩朝鮮労働党総書記といった面々には何度か授業の俎上に上っていただこう。。