地上波で放映された、渡辺典子・渡辺謙主演『結婚案内ミステリー』(1985 東映)を観る。
赤川次郎原作ということもあり、始まりが「ハイカラ(古いか)」な感じだったので、ポップな感じの映画かと思い見始めた。
しかし、渡辺典子さんの笑顔輝くシーンは僅かで、途中から雪深い別荘の隠された部屋で暮らす息子の存在が明らかになるなど、横溝正史ばりの昭和のドロドロした人間関係ドラマといった色が濃くなる。アイドル映画なのかミステリー映画なのかよく分からず、中途半端に終わっている。
準主役の渡辺謙さんの若さに目が釘付けであった。先日、『許されざる者』という時代劇の映画で老けた武士役を演じていたのを観たので、そのギャップに驚きであった。
『結婚案内ミステリー』
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