『さまよう刃』 東野圭吾『さまよう刃』(角川文庫 2004)を読む。 面白かった。10年前に地上波で放映された映画は面白くなかったが、小説の方は警察や犯人、被害者それぞれの考え方や生き方が描かれていた。最後は一気に読み進めた。ちょうど加害者で同時に娘を失った被害者の父親と同じ世代であったので、思い入れも一入であった。
「春節の旅行者 本日の東京新聞朝刊に、今年の中国の1月の観光客がコロナ以前の9割弱にまで回復したとの記事が掲載されていた。日本は2010年代の10年間で観光客が5倍にまで増加している。2019年には3200万人と過去最高を記録している。そのうちの3分の1弱が中国からの観光客となっている。爆買いなどの言葉が流行語となったほどである。しかし、コロナ以降激減し、2021年は24万人にまで落ちこんでいる。コロナが落ち着きを見せている今年こそ、日本の観光業界のみならず、イベントやスポーツなども元通りに戻ってほしい。